それにしても、すごい人だったね!
さすがカーニバルの時期。
ヨーロッパ人の遊び方には脱帽です。
あれもこれも芸術ですわ。
寝台列車に乗ってヴェネツィアに到着するちょっと前に、
電車の中から海が見えたとき、
それはそれは感動いたしました。
空は本当に綺麗な、「雲ひとつない青空ってこういうことか!」と
再確認するほど澄んだ青でした。
ウィーンの青空とも、日本の青空ともまた違うのね。
駅から出ると、もう目の前に運河!舟!
どこを歩いても、いくら迷い込んでも川と橋があって、
本当に水と暮らしている街なんだなぁと思いました。
今回は日本語のガイドブックなんて見なかったため、
なにか教会があっても全く名前が分からず歩いていました。
かろうじて、「サン・マルコ」ぐらいだった気が・・・。
そのサン・マルコ広場では、仮装した人たちがほんとにたくさんいて、
公開仮装舞踏会のようでした。
しかしあの中世の雰囲気むんむんの中で、
ピカチュウのきぐるみってどうなんだろ・・・
子供だったから許せるけどw
でもまあカーニバルだからなんでもありよね
テンションがあがっちゃったから、私たちも調子に乗って顔にメイク。
こんなのこの雰囲気の中にいないと絶対にできないよなーと思いながら、
その顔のまま教会に入りました。
いったいなんていう名前の教会だったか思い出せないけど、
すごく怖い教会でした・・・。
なんかもう「いるだろ!!!」っていう空気。
私はすり足でしか歩けず、顔はこわばり、唾を必死で飲み込んでました。
教会から出た後も数分腑抜けのまま。
あれはほんとにビックリしたわ・・・。
その次の日に行ったサン・マルコ大聖堂は、人が多くて全然平気だったんだけどねぇ。
んーヴェネツィアは本当に古いです。
2日目に行ったリド島。
反対側まで進めばアドリア海が見える!ということがわかった私は、
めずらしく自分から道を歩いていきました。
「紅の豚」を見てから、ずっとアドリア海が見たかったのよね。
で、ヨーロッパで初めて、海を見ました。
もうなんだかなんて言えばいいんだろ・・・
きれいだった・・・
太陽の光があたっているところは、もうきらきらしているとしかいいようがなくて、
空の青が違うから、海の青も違って。
やっぱりすごい。
海ってすごい。
放心状態になってしまいました。
本島に戻ったら、これまたすごい人。
日曜日なのに、土曜日よりさらに活気付いてます。
外でフットサルやってるは、音楽ばんばん鳴ってるは、相変わらず変な人多いはで、
見るもの多すぎで首がぶるぶるしてました。
そして荷物を預け、並んでやっとこさサン・マルコ大聖堂の中へ。
んーふるいーふるい
古いとしか言えないでしょ、これ。
完成してから5世紀。
あの場所にできてからは、もう1000年ちょっとも経っているそうです。
さすが世界遺産の街。
よくこれだけ残したなぁという感じでした。
そして今でも中世の格好をすれば、すぐに馴染んでしまうヨーロッパ人たち。
結局何も変わっていないということでしょうか。
ウィーンに着く前に、電車の中から雪が見えて、
北に帰ってきたなーと思いました。
ヴェネツィアで雪なんてまったくみなかったもん。
そして、南に行くほど人々のテンションが高い!!
わかってたけど、実感しました。
またイタリア行きたいなぁ。